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子どもの英語学習にオススメ「英語絵本読み聞かせ」完全ガイド

子どもの英語学習にオススメ「英語絵本読み聞かせ」完全ガイド

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先日、本棚の整理をしているとき、息子が幼稚園のころに読んでいた英語の絵本を見つけたことがあります。私が何度も読み聞かせした本で、厚紙でできているのにボロボロの状態でした。

懐かしくなりページをめくっていると、息子に英語を教え始めたときの記憶がよみがえってきました。今では英語が得意になった息子ですが、その原点は私が取り組んだ「英語絵本の読み聞かせ」にあったのだと思います。

ふり返ると、英語絵本の読み聞かせには「大きな効果」があったと確信しています。これから「子どもの英語教育を始めたい」と考えているお母さんにも、ぜひ絵本の読み聞かせに挑戦して欲しいです。

以下、初心者でも安心して取り組めるようにノウハウをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

Contents

  • 1 英語絵本の読み聞かせで得られる3つの効果とは
    • 1.1 英語の絵本があれば日常生活に英語を取り入れることができる
    • 1.2 英語の定着とボキャブラリーの増強が英語絵本で自然にできる
    • 1.3 英語絵本を通じて親子のきずなを深めることができる
  • 2 英語絵本の選び方
    • 2.1 Amazonで人気の英語絵本購入方法
    • 2.2 CD付きやタッチペン付きの英語絵本の活用法
    • 2.3 子ども向け「おすすめの英語絵本」について
  • 3 子どもの心をギュッとつかむ「英語絵本の読み聞かせ」方法
    • 3.1 親・子ども・英語絵本の位置
    • 3.2 他人に見られたら恥ずかしいくらいのノリで英語を読む
    • 3.3 一つの英語絵本から横に展開する:日常生活と結び付けよう
  • 4 英語絵本読み聞かせQ&A
    • 4.1 親の英語が下手なので、子どもの英語に悪影響を及ぼさないでしょうか?
    • 4.2 意味が分からない英単語は調べたほうがいいですか?
    • 4.3 英語の絵本は何歳くらいから与えるのがいいですか?
    • 4.4 いつになったら子どもは自分で絵本を読めるようになりますか?
    • 4.5 子どものころの英語はすぐに忘れるから意味がないのでは?
  • 5 まとめ

英語絵本の読み聞かせで得られる3つの効果とは

我が家では、息子が3歳のときに初めて英語の絵本を与えました。以降、小学校入学までの数年間、いっしょに絵本を読む毎日を送っていました。この経験から、英語絵本の読み聞かせには「3つの効果」があったと確信しています。

  • 日常生活に英語を取り入れることができる
  • 英語の定着とボキャブラリーの増強が自然にできる
  • 英語絵本を通じて親子のきずなを深めることができる

それでは「3つの効果」について順番に解説していきます。
英語絵本

英語の絵本があれば日常生活に英語を取り入れることができる

まずは、私の恥ずかしい失敗談を紹介します。

息子に英語教育を始めようと思い立ったある朝のこと。ふとんで寝ていた息子に“Good morning!  It’s time to wake up.”(おはよう。もう起きる時間だよ)と英語で話しかけました。息子はけげんな顔をしてから突然起きあがり、母親の方へ走って逃げていきました。

突然父親がわけのわからない言葉を話し始めて、息子は薄気味悪かったのでしょう。英語教育の出鼻をくじかれて、私は「きっかけ作りに失敗した」と苦笑いするしかありませんでした。

そこで取り入れたのが「英語絵本の読み聞かせ」です。時間があるときに日本語の絵本を読んであげていたので、その中に英語の絵本を少しずつ混ぜていったのです。

結果的にはこれが功を奏しました。本読みタイムの中に英語を組み込むことができたのです。朝、突然英語で話しかけるような不自然さはまったくありません。ごく自然に、日常生活の中に英語を取り入れることに成功したのです。

1年くらい経ったころ、再び“Good morning!  It’s time to wake up.”を試しました。すると驚いたことに、日本語で「まだ眠いよ」と正しく反応していました。英語を聞いて逃げて行ったときから比べると、大きな成長です。

絵本を活用することで、英語を日常生活に取り入れることができます。これは、英語教育の初めの一歩としては大きな効果です。

英語の定着とボキャブラリーの増強が英語絵本で自然にできる

「小さい頃、海外に住んでいて英語を話していたのに、帰国したらすぐに英語を話せなくなった」という話をよく聞きます。帰国したら英語は「必要ない言語」として認識されるので、日常生活で英語に触れなければ当然忘れてしまいます。

一方で、「英語の本を読める子どもは、帰国後も英語力を維持したり、さらに伸ばしたりすることができる」という話もあります。要するに、音声だけで習得した言語は忘れやすく、読書ができるレベルに到達した言語は忘れにくいのです。

幼児向けの英会話教室では、子ども達は楽しい歌やゲームをしながら英語を学びます。しかし、「しばらくするとほとんど覚えていない」という問題が発生することがあります。これを防ぐためにも家庭での英語絵本の読み聞かせは非常に効果的です。

また、絵本を読む習慣はその後の「本格的な読書習慣」へとつながります。本格的な読書習慣が身につくと、英語のボキャブラリー(語彙)は文字通り爆発的に増えていきます。

「小学生で英検準1級を取得した」というニュースをたまに見かけます。詳しく記事を読むと、ほとんど例外なく大量の読書によって高度なボキャブラリーを習得しています。

このように、幼児期の英語の絵本には英語の定着を促す効果があります。そして、将来英語のボキャブラリーを爆発的に増やすための基礎となる読書習慣を身につけることができます。

英語絵本を通じて親子のきずなを深めることができる

初めのうちは、英語の絵本を5冊買ったらそのうちの2冊くらいにしか興味をしめしません。親が子どもの好みを充分に把握できていないことが最大の原因です。

男の子だからと思って、乗り物が主人公の絵本を買ってきてもそっぽを向かれることはよくあります。逆に、なにげなしに読んだ恐竜の絵本に、びっくりするほど食いついてくることもあります。

絵本は安くありません。無駄にしないためにも、親は一生懸命子どもの好みを理解しようと努めます。やさしい色づかいが好きなのか、派手な色がちりばめられたほうが喜ぶのか、などと注文するときに必死に考えます。

言葉が足りない幼児の好みを探るには、根気が必要です。しかし、このような試行錯誤を繰り返していくうちに、親子のギャップは確実に狭まります。1年くらい経つと、かなりの高確率で子どもが喜ぶ絵本を選ぶことができます。

このように、英語の絵本選びを通じて、親子のきずなを深めることができます。これも、読み聞かせの大きな効果のひとつなのです。

ここまで「日常生活に英語を取り入れることができる」「英語の定着とボキャブラリーの増強が自然にできる」「英語絵本を通じて親子のきずなを深めることができる」の3つの効果について説明しました。

慣れない英語での絵本の読み聞かせは大変です。しかし、あせらず、楽しみながら続けることで、このような効果を確実に得られます。英語絵本の読み聞かせには、挑戦する価値が充分にあるのです。

英語絵本の選び方

ここでは英語絵本の購入方法について説明します。実際に手に取って選びたいところですが、一部の大型書店(丸善・紀伊國屋書店・ジュンク堂など)でないと子ども向けの洋書がそろっていません。毎回そこまで足を運ぶのは大変です。

そのような場合はAmazonなどでネット注文するのが一般的です。ここでは「Amazonで2歳児用の絵本を探す」という場面を想定して購入方法を説明していきます。

Amazonで人気の英語絵本購入方法

Amazonでの購入方法は、次のような手順となります。

  • アマゾンのトップ画面のカテゴリから「本・コミック・雑誌&Audible」>洋書を選択

  • ジャンルの中から「Children’s Books(児童書)」を選択

amazon_洋書

  • 絞り込みのLanguage(言語)から英語(English)にチェックを入れる

Amazon_英語

  • カテゴリのAge RangeからBaby-2を選択

Amazon_age

初めての場合、子どもの好みがまだわかりません。とりあえず、カスタマーレビューの数が多く、ベストセラーになっているなかから数冊選んでみましょう。

Amazon_英語絵本

「ボードブック」と書いてある本は、すべてのページが厚紙でできています。小さい子どもは力の加減ができないので、普通の紙だとすぐに破けてしまいます。この点において、ボードブックは丈夫で安心です。

初めのうちは、絵が大きくハッキリとしているものが子の興味を惹きやすいです。また、ロングセラーになっている絵本は、リズムよく読めて繰り返しの表現が多く、子どもの記憶に残りやすいのでおすすめです。

半年ほどで徐々に子どもが好きそうな絵や色づかい、親子ともに楽しめる内容がわかるようになります。お気に入りの作家で揃えてみるのもおすすめです。

CD付きやタッチペン付きの英語絵本の活用法

英語の絵本には朗読が収録されたCDが付属しているものがあります。また、タッチペンで単語をなぞると音声が出てくるものもあります。ネイティブによる「正しい音声」が聞けますが、これらに頼り過ぎてはいけません。

私の経験上、子どもにとって最高の読み手は親です。それは親の声こそが最も記憶に残るように、子どもの脳がプログラムされているからです。たとえネイティブのように上手に読めなかったとしても、まったく問題ないのです。

普段はお母さんやお父さんが英語の読み聞かせをしてあげてください。そのうえで、CDの上手な活用法を紹介します。

例えば、車に乗ったときに音声CDを聞くのは効果的です。聞きなれた親の英語と異なる「本格的な英語」を耳にするので、最初は戸惑うかもしれません。

しかし慣れてくると、他の人の英語も理解するようになります。これがリスニング力の向上につながります。内容は何回も読んでいるものなので、英語のまま理解することができます。

ついでにお母さんも、オーバーラッピング(音声と同時に音読する練習)やシャドーイング(音声から数語遅れて追いかけて音読する練習)をしましょう。運転中に少し練習するだけでお母さんの英語力も上達します。

子ども向け「おすすめの英語絵本」について

私なりに「おすすめの英語絵本」はたくさんあるのですが、ここでは紹介しません。理由は、あれこれ無駄な買い物をしながら、一生懸命に子どもの好みを考える大切な機会を奪ってしまうからです。

どうしても参考にしたい場合は、インターネットの英語育児ブログなどで「おすすめの英語の絵本」がたくさん紹介されています。でもそれらはあくまでもその家の子どもが気に入った本であり、あなたの子どもが気に入るとは限りません。

英語の絵本はだいたい1,000円~2,000円くらいするので、子どもが気に入らないと親はがっかりします。しかし「せっかく買ったのだから」と無理に読ませてもいい結果につながらないので、そういうときはあきらめて欲しい人に譲りましょう。

子どもの心をギュッとつかむ「英語絵本の読み聞かせ」方法

上述のとおり、私は数年間、息子に英語絵本を読み聞かせしていました。その経験をもとに、最も子どもの心をつかめた読み方を紹介します。専門家からみるとダメなところ満載でしょうが、理屈よりも結果が大切であると感じています。

親・子ども・英語絵本の位置

大勢の前で読むときは、子ども達と向かい合うようにして本を読むのが普通です。しかし、自分の子どもに読むときは下の2枚の写真のような位置関係が理想です。

写真1「読み聞かせ(ヒザの上)」

写真1

写真1は、「子どもが親のひざの上に座る」パターンです。小さい子どもはこのポジションが大好きです。体が大きくなると子どもの頭が視野をさえぎるので、お母さんが本を読みにくくなるのが難点です。

写真2「読み聞かせ(となり)」

写真2

写真2は、「子どものとなりに親が座り、二人の中央に本を置く」パターンです。子どもの身体が大きくなってもこれなら大丈夫です。ただし、大人は長時間読むと足がしびれたり肩が凝ったりすることがあります。

私が読み聞かせするときに気をつけていたのは、「ページを子どもにめくらせる」ことと「読んでいるところを指でなぞる」の2つです。

「ページを子どもにめくらせる」役割を与えるだけで、子どもは喜びます。親子の息が合ってくると、ちょうどいいタイミングで子どもはページをめくるようになります。子どもに役割を与えることによって、読み聞かせはいっそう楽しくなります。

「読んでいるところを指でなぞる」のは、「今声に出して読んでいるところはここですよ」と教えるためです。しばらくすると知っている単語のところは自分で声に出して読むようになります。

他人に見られたら恥ずかしいくらいのノリで英語を読む

絵本の読み方について書かれたインターネットサイトを見ると、「子どもの想像力を狭めるような抑揚をつけた読み方はダメ」とアドバイスされています。専門家の意見は正しいかもしれませんが、これだと私自身が楽しくありません。実際、私はこれでもかというほど抑揚をつけて読んでいました。

擬音語も多用しました。本文に書いてなくても、動物が登場したら「ワンワン!」と鳴き声のマネをしたり、車が出てきたら「ブーン」とエンジンの効果音をつけたりしました。

さらに、英語の上達とはまったく関係ないことも取り入れました。楽しく読むために、アクションやスキンシップを組み合わせたのです。

例えば、“hen”(オンドリ)が出てきたら「コッコッコッ」と言いながら手でクチバシのマネをして、子どものお尻やお腹を突っつきます。子どもは逃げ回るので、ケガをしない程度に追いかけます。

そのうち、次のページをめくると「突っつかれる」とわかるので、逃げる準備をしながらめくるようになります。しばらくすると、ニヤニヤしながら「その本を読んで欲しい」と持ってくるので、実は子どもは喜んでいたはずです。

正直、仕事や日々の雑用で疲れていると、読み聞かせが負担に感じることもあります。でも、いろいろな工夫によって親子で盛り上がるようにしておくと、続ける原動力になるので無理のない範囲で取り入れてみてください。

一つの英語絵本から横に展開する:日常生活と結び付けよう

「横に展開する」とは、絵本の中に出てきた単語やフレーズを現実の世界でも使ってみたり、他の絵本の中で見つけてみたりすることです。

例えば、『Excuse Me!』という英語の絵本があります。その絵本では、“You burped!”(ゲップをしたよ)、“What do you say?”(なんていうのかな?)、“EXCUSE ME!”(失礼!)というパターンで話が展開されます。

これを現実の世界に応用するのです。食事中息子がゲップをしたとき、すかさず“What do you say?”と語りかけたことがあります。息子は「ああ、あのことか」と勘づき、“Excuse me!”と返事をしていました。

このようなやり取りは、絵本の読書体験を共有しているからこそできる芸当です。これを繰り返すことで、絵本の言葉が現実の世界とつながり忘れにくくなります。すぐに忘れてしまう英語ではなく、いつまでも覚えられる英語に変わるのです。

子どもの心をギュッとつかむ「英語絵本の読み聞かせ」方法はこれで終わりです。これらを意識して続けると、子どもは好きな英語の本を持ってくるようになります。これは子どもの心をつかめたサインなので、気持ちよく読んであげましょう。

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英語絵本読み聞かせQ&A

「英語絵本の読み聞かせ」に初めて挑戦するお母さんからのよくある質問に回答します。

親の英語が下手なので、子どもの英語に悪影響を及ぼさないでしょうか?

できれば流ちょうな英語で子どもに絵本を読んであげたい、という気持ちはわかります。しかし、そんなことを考えているといつまでたっても始めることができません。

英語の発音のポイントは、日本語にない音を意識することです。それだけでだいぶうまくなります。動画サイトなどで「英語 発音 トレーニング」のように検索すれば、参考になる動画が見られます。そのような動画を参考にして、この機会に少し練習してみるといいでしょう。

例えば、th(舌を上下の歯に挟んで空気を出す)とs(閉じた歯のすき間から空気を出す)を使い分けるとか、sh(静かにさせるときの「シー」に近い音)とsを使い分けるなどいくつかのポイントをおさえるだけで、英語っぽく聞こえます。

たとえ親の間違った発音を覚えてしまったとしても、その後修正する機会はいくらでもあります。付属のCDを車の中で聞いてもいいですし、英会話教室などに通う機会があったら講師の人に教えてもらえます。すべての責任を一人で負う必要はありません。

意味が分からない英単語は調べたほうがいいですか?

「気になって気持ちが悪い」と感じるなら、さっさと辞書で調べて発音と意味をチェックしたほうがすっきりします。子ども用の絵本なので、何十個も未知の単語が出てくることはありません。

ただし、絵本の文章の意味がすべて理解できるわけではありません。というのは、絵本ではrhyme(韻)を踏むために意味よりも語呂を優先させることがあり、ナンセンスな文がしばしば登場するからです。

このような文章に出会ったら、「そういうものだ」とおおらかな気持ちで受け入れるくらいでちょうどいいのです。

英語の絵本は何歳くらいから与えるのがいいですか?

言葉を話し出すのが2歳くらいからなので、そのころから少しずつ与えていっていいです。日本語もほとんど話せない時期なので、大きくカラフルな絵が描かれた絵本がおすすめです。

最初は子どもの語彙の増え方はゆっくりです。もどかしさを感じることもあるかもしれませんが、絶対にあせってはいけません。少しずつ、楽しみながら続けることが大切です。

いつになったら子どもは自分で絵本を読めるようになりますか?

自分で読めるようになるまでの時間は、英語に触れている時間や環境に大きく左右されます。しかし、いつか必ず読めるようになります。

私の息子の場合は、幼稚園の間はひとりで読めませんでした。文中に出てくる単語やフレーズを声に出して読む程度でした。

英文を一人で読めるようになったのは小学校に入ってからで、そのときには絵本は卒業していました。振り返ってみればたいした時間ではないのですが、その当時は「なかなか英語が読めるようにならないなあ」とちょっと心配したものです。

個人差があるので「いつ」とは断言できませんが、そのうち必ずひとりで読めるようになります。

子どものころの英語はすぐに忘れるから意味がないのでは?

たしかに子どものころに覚えた細かいことは、大人になると忘れがちです。しかし、だからといってその経験は無駄ではないはずです。

幼稚園で毎日何を習ったかと聞かれれれば、ほとんどの大人は覚えていません。では、幼稚園での経験や学習はすべて無駄だったのでしょうか? そんなことはありません。

ハッキリとした記憶としては残っていなくても、その後の学習の基礎として大切な何かを学んでいるからです。英語に関しても同じで、「英語を知ると絵本の世界が広がった」というたった一つの成功経験から、その後の人生がまったく違ったものになるはずです。

冒頭の話に戻りますが、本棚から出てきた6年前の絵本を9歳になった息子に見せました。すると「ああ、これ全部覚えているよ」と大まかなストーリーを語り出したのです。当時、英語は読めなかったはずなのに、ほとんど理解していたことを知り驚きました。

あらゆることに当てはまりますが、「人生で無駄な経験は何一つない」といえます。

まとめ

育児をしていて子どもの成長に感動する瞬間が何度もあります。初めて歩いたときのことは親なら誰でも覚えていることでしょう。

同様に英語絵本の読み聞かせをしていると、「小さい感動」を感じることができます。絵本で出てきた英単語を読めたり、絵本のフレーズを日常生活の絶好のタイミングで使えたりしたときは、続けてよかったなと心底思いました。

正直、10分程度のわずかな時間であっても子どものために英語の絵本を読んであげることは大変です。しかし、そんなことをしてあげられる時間はあっという間に過ぎます。後から振り返ると、かけがえのない貴重な時期だったことがわかります。

子どもがお気に入りの英語の絵本を手に取って「読んで欲しい」と持ってきたら、それだけでお母さんの読み聞かせは大成功です。

小学生になると絵本を卒業します。英語を忘れてしまう前に、英会話スクールなどを利用してそのまま英語学習につなげていきましょう。「英語は楽しい」という感情を持ち続ける限り、子どもは英語を学び続けます。

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