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小学生で英検3級に合格!おすすめ問題集と効果的な勉強法

小学生で英検3級に合格!おすすめ問題集と効果的な勉強法

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小学生で英検3級を目指すことについて、これまで私はあまり肯定的ではありませんでした。中学校からの英語の準備として考えた場合、4級まで取得していれば充分だと考えているからです。「親が英検3級を子どもに強制する」悪いイメージを抱いていました。

しかし、実際に合格した子どもやお母さんと話をしてその認識を改めました。意外にも子どもが前向きに3級取得に向けてコツコツと英語学習に取り組んでいたり、お母さんもその様子を見守りながら励ましているケースのほうが圧倒的でした。

たしかに小学生の間に英検3級に合格するには、能力だけでなく子どもの前向きな気持ちが不可欠です。母親が無理やり子どもに勉強させても合格は難しいでしょう。

私が推奨するのは親子受験です。学校を卒業してから英語から遠ざかっているお母さんも一緒に子どもと勉強するのです。親子で共通の目標をもって何かに取り組むことは、思い出作りにもぴったりです。

そこで、「どんどん難しい英語にも挑戦したい」という子どもを持つお母さんのために、小学生の間に英検3級に合格するための知識と具体的な勉強法について解説します。

Contents

  • 1 英検3級:小学生の合格率と受験者数の推移
    • 1.1 英検3級の英語レベルについて
    • 1.2 品詞・修飾関係を理解できるかどうかが鍵
    • 1.3 小学生で英検3級を取得するためのロードマップ
  • 2 英検3級の出題内容
    • 2.1 英検3級1次試験(筆記)
    • 2.2 英検3級1次試験(リスニング)
    • 2.3 英検3級2次試験(スピーキング)
  • 3 小学生が英検3級に合格するための問題集と勉強法
    • 3.1 ステップ1:英語の先生から文法を教わる
    • 3.2 ステップ2:教わった文法の理解(復習)
    • 3.3 ステップ3:該当する文法の問題演習(4技能と関連させる)
    • 3.4 ステップ4:モノローグの音読トレーニング
    • 3.5 ステップ5:過去問に取り組む
    • 3.6 2次のスピーキング対策にはオンライン英会話を取り入れよう
    • 3.7 英検3級は3回受験
  • 4 まとめ

英検3級:小学生の合格率と受験者数の推移

小学3年生からの英語必修化に伴い、小学生の英検志願者数は堅調に増加しています(2016年度約37万人)。その背景には、センター試験が廃止され英語については民間資格や検定の導入されたり、中学受験で英検資格保持者が優遇されるなどの状況もあるようです。

英検が合格率を開示していた最後の2013年度資料によると、英検3級の小学生の合格率は約53%(志願者数27,781人に対して13,767人が合格)でした。大まかな合格ラインは正答率6割といわれています。

当時よりも多くの小学生が受験していると仮定すると、毎年約1万5千人もの小学生が英検3級に合格していることになります。これらの統計から、計画的に英語学習を進めていけば小学生でも英検3級に合格できることがわかります。

英検3級の英語レベルについて

英検3級のレベルは大まかにいえば「中学校3年間で学習する英語」です。中学3年生で学習する主な文法事項を列挙してみます。

受動態
現在完了形
現在分詞・過去分詞
間接疑問文
関係代名詞

かつて「make(原形)/ made(過去形)/ made(過去分詞形)」などと不規則動詞の活用を暗記したと思いますが、それがちょうど中学3年生の内容です。受動態(~される)や現在完了形(~したところだ)を学習するときに必須の知識です。

文法の節(せつ)の概念が試される間接疑問文や関係代名詞は中学生にとっても理解に時間がかかる分野です。小学生で合格するためには、長期的な本腰を入れた学習が必要であり一夜漬けで合格することはありません。

品詞・修飾関係を理解できるかどうかが鍵

英検4級に合格したら、その勢いでそのまま継続して英語学習を続けましょう。子どもが英検3級の学習内容へ準備ができているかどうかのバロメーターは「品詞を理解できるか」と「修飾関係を理解できるか」の2点です。

英語の品詞は10種類に分類できます。その中でも少なくとも4つを理解できないと、英検3級に向けての学習に取り組めません。大事な4つの品詞とは「名詞・動詞・形容詞・副詞」です。子どもにもわかるように説明すると次のようになります。

品詞 働き 例
名詞 人や物の名前を表す desk, teacher, tree, John
動詞 人や物の動作を表す have, go, make, run
形容詞 名詞を修飾したり説明する beautiful, happy, tall
副詞 動詞・形容詞・他の副詞を修飾 slowly, always, tomorrow

品詞の理解に欠かせないのが修飾の概念です。修飾とは「ある語句が他の語句の意味を詳しく説明すること」です。小学校3・4年生くらいから国語の授業で修飾と被修飾(修飾される)との関係を学ぶようですが、これは英文法を理解するときにも大いに役に立ちます。

例えば、「やせた男が急ぎ足で歩いていた」という文では「やせた」は「男」を修飾しています。同様に「急ぎ足で」は「歩いていた」を修飾しています。

あなたの子どもが品詞を区別できて修飾関係を理解できる状態なら、英文法を少しずつ学ぶ準備が整っているといえます。もしこれらの理解が苦手な場合は、無理に英文法を教えると英語嫌いになってしまうので延期したほうがいいです。

小学生で英検3級を取得するためのロードマップ

仮に小学6年生で英検3級合格を目指すとしたら、どのような計画で進めていけば実現するのかを見てみましょう。
英検3級合格ロードマップ能力や時間配分などにより個人差はありますが、おおむねこのようなスケジュールで進めていけば英検3級に合格できます。

ここで「英検3級に合格するために6年間も費やすのは非効率的」と考えるお母さんがいても不思議ではありません。なぜなら、中学生になってから英語を学習しても中3で多くの生徒は英検3級に合格できるからです。

しかしそのように判断するのは早計です。中学校になると他教科の学習量の増加や部活動などの関係で、英語の音に慣れる時間が思うように取れません。カタカナ読みのまま英検を取得してもその後伸び悩むのはあきらかです。

資格取得に必要な期間だけを見れば非効率的かもしれませんが、小さい頃から正しい発音・アクセント・イントネーションを充分に積み重ねた経験は決して無駄ではありません。

文法事項に関しても同様です。例えば「to 不定詞」の用法を暗記しただけの状態と、「to 不定詞」を使用して瞬時に口頭で英作文できる状態では、同じ英検3級でもコミュニケーション能力に大きな開きがあります。

小学生の間に英検3級を目指すなら、小手先のテクニックにとらわれずに取り組むことを強く推奨します。

本格的な英語力を伸ばすトレーニングはこちらで紹介しています。

英検3級の出題内容

英検3級の1次試験は筆記試験とリスニングです。それに合格すると2次試験のスピーキングテストを受けます。英検4級まではスピーキングテストは合否に関係ありませんでしたが、3級以上は合否にも関係してくるので対策が欠かせません。

2017年度第1回の検定から、英検3級と準2級の筆記試験にもライティング(英作文)テストが導入されました。これにより3級以上は4技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)についてバランスよく試されることになりました。

英検3級1次試験(筆記)

1次試験の筆記試験はマークシート方式の語法・読解問題とライティング(英作文)に大きく分かれます。

問題 形式 問題数
1(マークシート) 短文の穴埋め問題 15問
2(マークシート) 会話文の穴埋め問題 5問
3(マークシート) 長文の読解問題 10問
4(記述) 英作文問題 1問

・短文の穴埋め問題

短文または会話文の中の( )に入る適切な語(句)を選択肢の中から選びます。( )の前後の内容を理解できることがポイントです。

・会話文の穴埋め問題

ダイアローグ(対話)形式の会話文中の( )に入る適切な語句や文を選択肢から選びます。

・長文の読解問題

A, B, C 3つの英文を読み、内容に関する質問の答えを選びます。Aは「お知らせ・掲示」、Bは「Eメールや手紙文」、Cは「説明文」の内容です。BとCは文章量が多めなので、普段から長文に慣れていないと得点できません。

・英作文問題

与えられたトピックについて、自分の考えと理由二つを英語で書きます。語数の目安は25~35語です。一見難しそうに見えますが、コツをつかめば対策は容易です。実際の学習方法は後述します。

英検3級1次試験(リスニング)

リスニングテストは3つのパートで構成されています。

問題 形式 問題数
第1部 会話の応答文を選ぶ問題 10問
第2部 会話の内容に関する選択問題 10問
第3部 文の内容に関する選択問題 10問

・会話の応答文を選ぶ問題

イラストに関する二人の対話を聞き、応答としてふさわしいものを選びます。会話と選択肢は1回しか放送されません。

・会話の内容に関する選択問題

二人の対話を聞き、内容に関する質問の答えを選びます。会話と質問は2回ずつ放送されます。選択肢は問題用紙に書かれています。

・文の内容に関する選択問題

35語前後の英文を聞き、内容に関する質問の答えを選びます。英文と質問は2回放送されます。選択肢は問題用紙に書かれています。

英検3級2次試験(スピーキング)

イラスト付きの英文が書かれたカードを使用します。英文を20秒間黙読したあと、音読するように指示されます。続けて英文に関する質問が1つ、イラストに関する質問が1つ、あなた自身に関する2つの質問への解答が求められます。

普段から音読する習慣を身に着けていれば落ち着いて読めるはずです。質問への解答は、疑問詞に注意を払い「何について聞かれているか」を正しく把握することがポイントです。

上記のように英検3級の問題範囲は広範囲にわたるので、直前になってあわてて取り組んでも合格は不可能です。最低でも1年程度の時間をかけてコツコツと学習を続けましょう。

小学生が英検3級に合格するための問題集と勉強法

小学生が独学で英検3級レベルの英語を学ぼうとしても高確率で失敗します。中学校で習うような内容を基礎から教えてくれる英語スクールやオンライン英語のサービスなどを利用して、先生から英語を習うのが一番です。

授業で習った内容をきちんと定着させる復習として、家庭で問題集に取り組むようにしましょう。文法の基礎を理解するための問題集と4技能と関連させながら発展させる問題集の2種類を用意しましょう。

試験直前の2か月前からは過去問を中心に勉強を進めます。過去問に取り組む理由は文法の範囲が限定されない問題に慣れることです。普通の問題集では「現在分詞」などの項目でまとめられているため解答が予想できてしまうことが難点です。

これらの学習の流れを5つのステップにまとめたものが下の図です。
英検3級対策5ステップ

ステップ1:英語の先生から文法を教わる

現在通っている英会話スクールで英検3級の講座があれば受講しましょう。もし通える範囲に英検の講座があるスクールがなかったり、何らかの事情で子どもの送迎が困難であればオンライン英会話を利用する方法もあります。

繰り返しになりますが英検3級の出題内容は中学校レベルなので、小学生が独学でテキストから学ぶのはほとんど不可能です。理解が難しい部分を知り尽くしたプロの先生から教えてもらうのがベストです。

英検の筆記問題に限定すると日本人講師のほうがネイティブ講師よりも優れています。文法の問題を日本人にわかりやすく解説できるのは、同じ日本人の経験者のほうが圧倒的に有利だからです。

英文法の基本を教わったら、すぐに家庭での復習に取り組みます。宿題等が出されるなら先生の指示に従ってください。もし問題量が不足していたり理解が今一つなら、もう少し家庭学習を充実する必要があります。

ステップ2:教わった文法の理解(復習)

英文法を復習するときの問題集として私がオススメするのは『小学生のための英検3級合格ドリル』(旺文社)です。各Lessonの冒頭では漫画でターゲットの文法事項のエッセンスを説明しているので、小学生でも取り組みやすいように配慮されています。

細かい字で書いてある部分にも大切な情報が詰め込まれているので、すべて読むようにしましょう。英語スクールなどの先生から文法を習ったら、できるだけ間を空けずに該当部分をこの問題集で復習するようにしましょう。

もしこの段階で子どもが理解できない部分が多いようでしたら、お母さんが教えてあげましょう。それが難しいなら英会話スクールの先生に質問してクリアする必要があります。理解があいまいなまま問題演習を繰り返しても効果はありません。

ステップ3:該当する文法の問題演習(4技能と関連させる)

『小学生のための英検3級合格ドリル』で身に付くのは、知識としての文法です。この知識を4技能と関連付けながら、実際に応用するトレーニングが必要です。そのための問題集として『いちばんやさしい英検3級』(新星出版社)を使用しましょう。

最大の特徴は、各学習事項について必ず4技能と連携させているところです。文法の解説の後、以下のような6つのステップと最後のテストで構成されています。

STEP 1 単語トレーニング
STEP 2 リスニングトレーニング
STEP 3 会話トレーニング
STEP 4 モノローグトレーニング
STEP 5 単語・イディオム & ライティングトレーニング
STEP 6 ライティングトレーニング
Challenge 1 筆記問題
Challenge 2 リスニング問題

これらのステップにきちんと取り組むと、英語の総合力を底上げできます。とくにステップ6のライティングは英検3級の出題形式そのものなので、毎回これに取り組めば得点源にすることができます。

ライティングでは質問されたことについて、自分の意見を述べます。そしてその理由を2つ挙げます。最後にこれらの文章を25~35語でまとめます。このパターンに慣れておけば、英検3級のライティングは簡単に乗り切れます。

この解答パターンを応用すれば、将来英検準2級以上のライティング問題でも役立ちますし、スピーキングテストでも自分の意見を筋道を立てて伝えることができるようになります。

・『いちばんやさしい英検3級』の使い方

『いちばんやさしい英検3級』は問題集としては充実していますが、文法の解説は簡略化されていて小学生が読んでも理解は難しいです。かならず『小学生のための英検3級合格ドリル』で理解をしてから『いちばんやさしい英検3級』に取り組みましょう。

全部で4章ありますが、第1章は基本表現や文法の基礎(品詞など)について扱っています。まず最初に第1章を仕上げてしまいましょう。子どもの理解があいまいなら、英会話スクールの先生やお母さん・お父さんのサポートが必要です。

第1章が終了したら、先生から教わった学習箇所を見つけて取り組んでいきましょう。当然、問題集の順番どおりには進みませんので、勉強したところは記録をつけておきましょう。最終的にすべてカバーできたら1周目は完成です。

1周目が終わったらもう一度最初から今度は順番通りに問題集に取り組みましょう。2週目では音読トレーニングに集中すると効果的です。音読のやり方について以下詳しく説明します。

ステップ4:モノローグの音読トレーニング

2週目に問題集に取り組むときは、『いちばんやさしい英検3級』STEP 4のモノローグを利用して音読練習に力を入れましょう。モノローグとは「一人の人物がひとりごとの形式で話をすること」です。その他のステップは飛ばして大丈夫です。

このモノローグにはテキストと音声、そして日本語訳があります。発音やイントネーションに気を付けながら何度もテキストを声に出して読みましょう。知らない単語があれば覚えてください。

また、CD音声を追いかけるようにして音読(テキストを見ないで)する「シャドウイング」と呼ばれる音読練習にも挑戦してみましょう。音だけを追わずに意味も頭の中でイメージするように気を付けるのがコツです。

最後の仕上げとして、日本語訳を見ながら英文を声に出してみましょう。また、CDを利用して一文ごとに休止を入れながら、紙に聞こえた英文を書きとる「ディクテーション」はリスニング力を高める効果があります。

音読練習は野球でいえばキャッチボールや素振りに相当する「基礎トレーニング」です。漫然と読むのではなく、それぞれのステップで伸ばしたい部分を意識しながら取り組みましょう。音読についての詳細は別の記事「小学生から始める英語音読トレーニング(実践編)」で扱っているので参考にしてください。

ステップ5:過去問に取り組む

ほとんどの文法の問題集は、文法の学習事項別にまとめられています。例えば、現在完了形の項目では、現在完了形を問う問題が集められています。文法を初めて学習するときはこれで問題ありません。

しかし、英検では分野別に出題されません。ランダムに広範囲にわたる問題が出題されても対応できなければいけません。そのための訓練として最も優れているのが英検の過去問です。

過去問は英検ホームページから過去3回分まではダウンロードできるようになっています。もし、それより多くの問題に取り組みたければ『英検3級過去全問題集』(旺文社)を購入しましょう。

過去問の勉強法ですが、本来の解答時間は無視して徹底的にわからないところを潰すつもりで取り組みましょう。実例を挙げながらポイントを説明します。

A: Sam, I’d like you (   ) Susan with her math homework.

B: Sure.

1  help    2  helped    3  be helped    4  to help

*2018年度第2回検定一次試験(3級)より引用

正解は4のto help です。この問題に正解しても間違えても、丸つけをして終わりにしてはいけません。

なぜ、4が正解なのか理由を説明できるでしょうか。また、他の選択肢はなぜ( )に入れられないのかを説明できるようにしましょう。

次にI’dの部分に省略形が用いられていますが、何が省略されているか答えられるでしょうか(答えはwould)。I would like to doとI would like you to doの違いは説明できますか。また似たような表現I want you to doはすぐに思いつきますか。

さらにhelp+O+with…で「Oを…の面で手伝う」という意味になることを知っていますか。

これらのすべてにきちんと答えられたら、スラスラと読めるまで音読してみましょう。最後に英文を見ないで英文を書いてみましょう。

このようにたった一つの問題でも、正解以外の選択肢について考えたり、解答に直接関係のない表現を覚えたりすることがとても大切です。普通の解答時間の10倍以上時間がかかりますが、気にせずそのまま進めましょう。

このようにして密度の濃い学習を習慣づけると、英検3級で終わるような実力ではなくすぐに準2級を狙えるような本物の英語力を身につけることができます。英語が得意な人は自然にやっていることなので、まねしてみましょう。

2次のスピーキング対策にはオンライン英会話を取り入れよう

スピーキング練習は普段の音読学習などで対応できます。しかし、スポーツに試合が必要なように、スピーキングも練習だけでなく「試合」感覚が必要です。

もしネイティブと会話する機会がない場合は、オンライン英会話のサービスを利用するといいです。費用を抑えつつ20分程度の会話練習ができます。子どもの送迎の負担がないので、一度試してみる価値はあります。

外国人と英会話をする経験を積んでおくと、英検2次試験でも緊張することなく落ち着いてスピーキングテストを受けることができます。

特に講師が質問するときに「何について聞かれているか」をきちんと聴き取るように注意し、その質問に正しく回答することがポイントです。特にWh-やHowから始まる疑問文は、具体的な答えが必要なので会話練習をして素早く反応できるようにしましょう。

一夜漬けでスピーキングテスト対策をしても、口ごもって何秒も沈黙してしまう結果となります。日頃からの慣れが大切です。

英検3級は3回受験

英検3級からは4技能を強く意識して英語学習に取り組むことが求められます。音読を中心に据えながら、弱いところを克服するように子どもをサポートしてあげましょう。

小学生の間に英検3級に合格したければ、小学5年生の1月に実施される英検に申し込みをしましょう。そうすれば、6年生の10月の試験までに合計3回受験することができます。

不合格でも気にせずに、各技能のバランスを見ながら得意・不得意を知ることが大切です。平均的にすべての技能が上がるのが理想ですが、実際は偏りが生じるのが普通です。得意なところはさらに伸ばしつつ、苦手なところにも力を入れるようにしましょう。

不合格だったとしてもスコアが少しずつ伸びていれば、成長している証拠です。頑張った子どもをほめてあげるようにしましょう。もし小学生のうちに合格できなかったとしても、中学校で挽回するチャンスはあるので心配無用です。

まとめ

小学生の間に英検3級に合格するのは不可能ではありません。しかし、ハードルが高いのも事実です。

親が子どもの発育段階を無視して文法学習を押し付けるのはやめましょう。もし、品詞や修飾関係が理解できているようだったら、少しずつ英文法を学ぶようにしましょう。

英検3級では4技能についてバランスよく問われます。まずは日本人の英語の先生を見つけて、初歩から文法を教えてもらうようにしましょう。そして、家庭では復習と4技能を意識した演習に時間をかけることが大切です。

特に音読トレーニングは英語の基礎練習になるものなので、時間をかけてじっくりと取り組むようにしましょう。試験2か月前からは過去問を解きながら、密度の濃い学習を心がけましょう。

英検は年3回受験できるので、合格したい時期から逆算して3回は受けるようにします。結果に一喜一憂せず、苦手分野の発見や得意分野をさらに伸ばす指針に活用するようにしましょう。

子どもが「英語好き」の状態で、英検3級合格に向けて学習できるように、お母さんは励ましてあげましょう。合格したときは家族みんなでお祝いしてあげれば良い思い出になります。

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