普段の会話で、子どもの話す時間はどれくらいですか? 連続して話すのはせいぜい20秒くらいではないでしょうか? お母さんはひと通り子どもから話を聞くと、それについて質問をしたり意見を伝えたりします。こうして会話のキャッチボールが始まります。
このことから小学生の英会話で求められるのは「20秒間英語で表現し続けられる能力」です。細かい文法事項や語法は気にしなくていいです。短いセンテンスを繰り返しながら、ひとつの話題について説明できる能力です。
英検3級に合格できる小学生なら文法や語法の知識はある程度備わっています。しかし、実際は英検3級を取得しても20秒間英語で話し続けられる小学生はほとんどいません。
原因は2つあります。一つ目は、文法学習と語彙のインプットが不足しているからです。もう一つの原因は、具体的な英会話の効果的な練習方法を知らないからです。
この記事では、英会話を促すための理想的な考え方や表現の工夫について説明します。また、自宅でも毎日続けられる英会話の練習方法を具体的に紹介します。
英会話を習得するのは決して簡単ではありません。しかし、かけた時間に比例して結果は必ずついてきます。
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小学校低学年までは、インプット中心でよい
簡単な文章を話し出すまでに、生まれてから2年以上必要です。この間、お母さんを中心に家族から大量の語りかけをされています。つまりインプット中心の生活を続けます。
インプットを続けると、話せなくてもお母さんの言葉の意味を少しずつ理解するようになります。その証拠に、言葉を話せない幼児に「ミルク飲む?」と尋ねるとうなずく動作をします。
英語学習でスポットライトが当たるのはアウトプットの「英会話」です。しかし、アウトプットの前に、大量のインプットが必要なのは明らかです。特に学習初期はインプットの量を確保しないと、アウトプットに効果的につなげることはできません。
7歳までは抽象的な概念の理解が苦手
我が家では私が自分の息子に英語指導をしましたが、7歳までは文法指導は困難でした。なぜなら、文法は「抽象的な概念を理解すること」だからです。抽象的な事柄を理解し始めるのは、少なくとも9歳(小学3~4年生)からです。
もし機会があれば、小学2年生と小学3年生の国語教科書を比べてください。文章のレベルに大きな隔たりを感じるはずです。2年生までは絵本の延長だったのに、3年生になると急に難しくなります。
このことは「9歳になれば抽象的な事柄も少しずつ理解できる」ことを示しています。子どもの成長レベルに合わせて英語を伸ばすなら、文法もこの時期から少しずつ学ぶのが正解です。
あせって小学校低学年から本格的な文法を教えても効率は悪いです。
絵本の読み聞かせ・音読練習は効果的
第二言語の習得には、インプットとアウトプットの両方とも必要です。幼児期から小学校低学年にかけてはインプットに適した時期なので、インプット:アウトプットの比率を9:1くらいで設定するとちょうどいいです。
そのインプットの具体的な中身は、「絵本の読み聞かせ」と「音読トレーニング」です。インプットと聞くと受け身の学習と考えるお母さんも多いでしょう。しかし、「絵本の読み聞かせ」も「音読トレーニング」もどちらも能動的な学習です。
絵本には繰り返しの表現が多用されます。子どもは何度も聞いているうちに、自分でも口に出して読みあげるようになります。音読トレーニングについては、集中すると口の周りの筋肉が疲れるほど声に出して英語を読みます。
このようにインプットとはいえ、極めてアウトプットに近いトレーニングを積み重ねることで、子どもは英語力の基礎を身につけます。お母さんは「ウチの子はまだ英語を話せるようにならない」とあせらずに、ゆったりと構えましょう。
小学校中学年になったら、文法や語法を覚える
小学3年生くらいになったら、少しずつ文法の学習を始めましょう。とはいっても問題を解くための文法ではなく、あくまでも英語を話したり書いたりするための「運用力に直結した最低限の文法」です。
英会話に文法学習は避けられない
2020年度施行の小学校学習指導要領では、英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)をバランスよく学ぶことを求められています。これら4技能の基礎として、文法と語彙力があります。「文法を学ぶから英語を話せない」と批判する人もいますが、大きな間違いです。
例えば、車の運転を考えてみましょう。信号の色の意味や進入禁止の標識などの交通ルールを学習することは、絶対に必要です。さもないと街中で事故が頻発したり、交通違反で溢れかえったりするでしょう。
しかし、すべての交通標識を丸暗記することは必ずしも安全運転には結びつきません。最初に最低限の交通ルールを覚えたら、少しずつ運転の経験を積み重ねながら必要なルールや知識を増やしていくのが通常のプロセスです。
英会話も車の運転と似ています。英会話で本当に必要な文法の知識は、実はそれほど多くありません。幼児~小学校低学年まで英語のインプットと音声面のトレーニングがあれば、少し整理して伝えるだけでだいぶ英文法の理解はすすむはずです。
では、具体的に英会話に必要な文法とはどのようなものなのか見ていきましょう。
英語で大切なのは「語順」
英語文法の中核は、「語順」です。「私は英語を勉強します」という意味の日本語と英語を比べてみましょう。
日本語では、下の文はほとんど同じ意味です。主語である「私は」と目的語の「英語」を入れ替えても意味はそれほど変わりません。
・英語を私は勉強します
・英語を勉強するんだ、私は
・私は勉強するんだ、英語をね
これは、日本語は「を」「に」「は」「が」などの助詞によって、言葉の役割を与えているからです。日本語の場合、語順は比較的自由です。
一方、英語では下の文章でしか表現できません。
(主語+動詞+その他)
もし、主語のIと目的語のEnglishを入れ替えてしまったら、意味はまったく通じません。英語は語順により言葉の役割がわかるようになっています。つまり、英文法のもっとも大切な部分は「語順を覚えること」です。
とりあえず、扱うパターンは4つでよい
英会話を始めるためには、さしあたっては「4つの文型」と「副詞の位置」を覚えるだけでいいです。
・副詞は、ほとんどの場合、文頭でも文末でも可能
I swim every day.
・頻度を表す副詞(always, sometimes)は、原則「一般動詞の前」か「be動詞のうしろ」(文頭でも文末でも可)
I am always hungry.
とりあえず、語順に関してはこれくらい知っていれば何とかなります。これ以上細かいことを伝えると、頭がフリーズして英語が口から出てきません。
動詞9つのパターンは必修項目
子どもにとって英文法の最初の難関は、動詞の変化です。動詞は「3×3」の要素で、9パターンに変化します。
・一般動詞
過去 | 現在 | 未来 | |
---|---|---|---|
肯定 | I wore ~ | I wear ~ | I’m going to wear ~ |
疑問 | Did you wear ~? | Do you wear ~? | Are you going to wear ~? |
否定 | I didn’t wear ~ | I don’t wear ~? | I’m not going to wear ~ |
・Be動詞
過去 | 現在 | 未来 | |
---|---|---|---|
肯定 | I was ~ | I am ~ | I’m going to be ~ |
疑問 | Were you ~? | Are you ~? | Are you going to be ~? |
否定 | You weren’t ~ | I’m not ~ | I’m not going to be ~ |
中学校では、現在形→過去形→未来形の順番で分けて教えるのが普通です。しかし、昔話を読むときは「過去形」なしでは読めません。誰かに「おもしろい今日の出来事」を伝えるときも過去形が中心です。
中学校から英語を学んだお母さん世代には受け入れがたいかもしれませんが、「過去形・現在形・未来形」の時制は一気に子どもに与えていいです。時制を制限すると表現の幅が極端に狭くなるからです。
thinkを習う前にthoughtを覚えても一向に構いません。別々に覚えていくうちに、ふたつの単語は同じ単語であると後から気づくからです。
-edをつけて過去形となる「規則動詞」とその他の「不規則動詞」がありますが、これも徐々に固めていけばいいです。thoughtとすべきこととthinkedと間違えたとしても、むしろ喜ばしい間違いです。正しく書かれた文を見て訂正する機会はいくらでもあります。
昔、テスト勉強のために「think-thought-thought」と動詞だけを何度も復唱しましたが、あれだけでは、使える英語にはなりません。
語順と時制による動詞の9パターンの変化を「使えるレベルまで落とし込む」のは簡単ではありません。しかし、どんなことにも努力は必要です。試行錯誤を繰り返しながら、固めていけるようにサポートしてあげましょう。
汎用性の高い表現を優先する
「楽をするための豆知識」です。英語初心者の子どもに枝葉末節の文法や語法を押しつけると、頭の中で処理できなくなって英語は口から出てきません。ですから、少しでも楽に英語を話せるような工夫が必要です。
例えば、「たくさんの~」を意味する形容詞のmuchとmanyは、名詞が可算名詞か不可算名詞かによって使い分けなければいけません。much waterとはいえますが、many waterとはいえません。
このような表現の使い分けに思考を使うと、言いたいことが口から出てこなくなってしまいます。そこで英会話のときは可算名詞と不可算名詞の両方に使えるa lot ofという表現を使うと決めておきます。そうすると余計なことに労力を使わずに、言いたい内容に集中できます。
また、You like a hamburger, don’t you? (あなたはハンバーガーが好きですよね?)という付加疑問文も作りにくい文章のひとつです。末尾の部分を否定にするか肯定にするかで頭を使うからです。
このような場合はYou like a hamburger, right? と表現したほうが楽です。文法的にも間違っていませんし、普通の表現です。
できるだけ話す内容に意識を向けられるように、省エネで表現できる方法を日頃から身につけましょう。
先送りしていいこと
話す内容に集中するためには、文法や語法の正確さにもときには目をつぶったほうがいいケースもあります。「勉強しなくていい」のではなくて「とりあえず保留にしておく」という作戦です。
冠詞
名詞が出てくるたびに「a, an, the, 冠詞なし」の4つのパターンを瞬時に使い分けるのは大人でも難しいです。英語教師なら「どこまで教えるか」という問題は常につきまといます。
英会話の最初の一歩としては、「冠詞なし」でもいいかもしれません。または、とりあえずtheをつけておいてもかなりの確率でしのげます。少し慣れてきたら、「聞き手と話し手の間で具体的に何を示しているのかわかるときはtheで、それ以外はa/an」くらいの指示で充分です。
Please tell me the way to ( )station. (駅への道を教えてください)
この場合は、お互いに近所にある駅だと了解済みなので、theが正解です。しかし、ここにaをつけてしまっても、それは文意が不明になるほどの間違いではありません。その程度のことにとらわれすぎて何も話せないほうが問題です。
発音
多くの日本人は発音にコンプレックスを感じすぎです。英語を話す人同士で「何を言っているのかわかる」レベルの発音であれば、実用上の問題はありません。
相手に聞き取りやすい英語を話すポイントは、「日本語にはない音をきちんと発音すること」です。
例えば、toothのthの音を「ス」と発音すると、高確率で相手に伝わりません。上下の歯のすき間に舌先を押し付けて、空気をしっかりと出す音がthです。日本語の「ス」とthはまったく違う音です。
あとで発音を矯正するのは大変です。子どもの頃に正しい発音を身につけたほうが、効率よくその後の学習をすすめられます。
完璧な発音になるまで次に進まない姿勢はいけません。進みながら相手に伝わりにくい発音を少しずつ矯正するようにしましょう。
「3単現(3人称単数現在形)のs」
子どもの苦手な文法項目のひとつは「3単現のs」です。正確に理解させるには、「人称」の概念を教えなくてはいけませんが、子どもに伝えるのは非常に苦労します。
絵本では、「3単現のs」は普通に登場します。しかしながら、かなりの量の英文に触れても、自然と「3単現のs」のルールを覚えることは稀です。やはり、どこかのタイミングで教えなければいけません。
子どもの成長段階にもよりますが、「何でgoにesがついているの?」と子どもから質問してきたときが、教えるタイミングとしては最適です。大人から文法を押しつけられるより、自ら「知りたい」気持ちがベースになっているときは理解が早いからです。
私は息子に聞かれたとき、紙にI(We)とYou(You)を書いて大きな〇で囲みました。その〇の外に、他の家族や友人の名前を書きます。男性はHe、女性はShe、学校の友達(複数)はまとめてTheyとグループ分けをします
その後、I go shopping every day. のセンテンスを与え、主語を入れ替えて3人称単数のときだけ動詞にsまたはesが付くことを確認させます。
Jenny goes shopping every day.
Adam goes shopping everyday.
They go shopping every day.
この方法ならその場ではなんとか理解できますが、子どもはすぐに忘れてしまいます。その後も何度も繰り返し教えました。最初に教えてから使い分けできるようになるまで、1年半くらいかかりました。
ネイティブの子どもの作文を見ても6歳くらいの子どもは間違えていることも多かったです。ネイティブでもこんな程度です。日本人の子どもならなおさら根気よく教えるしかありません。
丁寧さ
「実はこの英語は失礼だった!」という本は一定の需要があります。「学校で習った英語はネイティブには失礼に感じるので気をつけましょう」という内容です。実は、私も気になってつい立ち読みしてしまいます。
おそらく「他人から失礼な人と思われたくない」気持ちが強いから、この手の本に惹きつけられるのでしょう。実際、英語レベルの高い人が読むと、より洗練された英語を身につけられます。しかし、初心者や子どもには「邪魔な知識」です。
場面や相手との関係に即して、英語表現を瞬時に使い分けるのは非常に難しいからです。子どもにそんなことを求めたら委縮して英語を話さなくなってしまいます。子どもは多少失礼な表現をしても、聞き手は受け入れてくれるので問題ありません。
私も昔、ニュージーランドのカフェで注文するときに “Could I have~, please?” と言ったとき、店員は苦笑いしていました。「丁寧すぎたんだな」とそのとき気づきましたが、大人でもこんなものです。次からCan I have~? とか I’ll take~? と変えればいいだけです。
木彫りの彫刻をするときは、最初に大まかな形を作ってから少しずつ細部を整えていきます。最初から細部を仕上げようとすると、いつまで経っても作品は完成しません。
英会話も彫刻と同じです。粗削りな段階を経て少しずつ細部を整えていけばいいのです。
具体的な練習方法
ある程度会話力があればオンライン英会話で経験を積むのは、有効な練習方法です。しかし、ほとんどの子どもにとって、いきなり20分間を英語だけで乗り切るのは難しいです。
会話には相手が必要ですが、練習するだけなら自分ひとりでも可能です。毎日続けられて効果的な英会話の練習方法を説明します。
20秒間話し続ける力をつける
20秒間英語で話し続けられることを目標にしましょう。4センテンスくらいが目安です。1センテンスは6秒くらいなので、短い文章を次々に口から出すことを心がけます。
まず、話すトピック(内容)を決めます。通学路で見かけた物や人、今日食べた給食のメニュー、週末の予定、学校で起きた事件など身近な内容がいいです。
「誰かに聞いてもらいたい」気持ちで、ひとり言をブツブツつぶやきます。途中で表現がわからなくなったら、日本語でメモを書いておきます。後で、お母さんは一緒に調べて教えてあげましょう。わかりにくいので、実例を挙げてみます。
・トピック「授業中、ケンジ君が気持ち悪くなって保健室に行った」
He said “I 気持ち悪い.”(気持ち悪いを英語で言いたい)
Mr. Suzuki said to me, “Take him to the 保健室.”(保健室を英語で言いたい)
He went home with his mother.
I ~かなと思う he is going to come to school tomorrow.
ゆっくりと話すとこれだけでも30秒に到達します。( )は子どもが疑問に感じるポイントです。この疑問点は、その場で自分で調べたりお母さんが教えてあげて解消してあげましょう。名詞がわからないときは、上記のようにとりあえず日本語を入れておきます。
10分くらい調べれば、下のようなことがわかります。
社会 social studies
気持ち悪い feel sick
保健室 the nurse’s office
~かなと思う wonder if~
これらをノートに記入して、もう一度最初からブツブツつぶやきながら20秒間英語を話し続けます。
He said “I feel sick.”
Mr. Suzuki said to me, “Take him to the nurse’s office.”
He went home with his mother.
I wonder if he is going to come to school tomorrow.
これを繰り返し音読します。翌日も前日の内容を思い出しながら、この話題について20秒間話し続けましょう。暗記するというよりも、音読していたら「暗記してしまった」状態が理想です。
ときどき復習
毎日このトレーニングを積むと、少しずつ身の周りのことを英語で話せるようになります。小学生で20秒間途切れずに話せれば立派です。
週に1度は復習の機会を設けて、ノートに書いたメモ(日本語)を見ながら英語を話すトレーニングをすると忘れにくくなります。
「復習はつまらない」と思うかもしれませんが、実は短時間で表現を身につけられる効果的な方法です。0から始めるより、ずっと少ない労力で覚えられるので復習は必ずするようにしましょう。
もし、お母さんが英語に自信がなければ、学校の先生や英会話スクールの先生に1週間分をまとめて質問するといいと思います。より自然で正確な表現を身につけることができます。
注意点
お笑い芸人が海外の街角で、たどたどしい英語で人々に話しかけながら与えられたミッションに挑戦する番組があります。
娯楽番組なので目くじらを立てるのもどうかと思いますが、子どもが勘違いしないか心配なことがあります。それは、メチャクチャな英語は「聞き手に我慢させている」状態なのに、「これで充分」と思ってしまうことです。
言葉が未熟であればあるほど、聞いている相手はその隙間を埋めるために非常に苦労します。一方的に相手に負担を強いるような会話は長続きしません。ましてやそのような人と友達になったり、仕事で一緒に協力したりするような結果には至らないでしょう。
いつまでも先送りしていい訳ではない
子どもに英会話を学ばせたければ、細部にこだわるような指導を最初からしてはいけません。しかし、いつまでも粗削りのままでいい訳でもありません。
子どもの年齢や英語力の推移を見ながら、少しずつ英語を整えていく必要はあります。学習するときは細部にこだわり、英会話をするときは細部にこだわり過ぎず内容の伝達に集中させましょう。
中学校から本格的な文法の授業がありますが、子どもの頃から英語を学んでいたとしても、決して軽視すべきではありません。海外の学校に通っていた私の息子には「グラマー(文法)はちゃんと勉強したほうがいいよ」と私は伝えています。
「会話は間違いを恐れず大胆に、学習は細かく」という使い分けができるなら、英検の勉強も有効だと思います。問題は、「英検〇級」を目標にして問題集に取り組んでばかりいると、正確さを追い求めすぎて言葉が出てこなくなります。
文法学習と会話練習では気持ちの切り替えが大切です。英会話練習ではややいい加減な姿勢でちょうどいいです。
まとめ
子どもがリラックスして英会話をするようにさせるには、周囲の雰囲気がとても大切です。「何かを伝えたい」という子どもの気持ちを受け止めて、それに正しく反応してあげることで達成感を味わえます。
細かい文法事項はとりあえず保留にしましょう。汎用性の高い表現を活用したりして、短い文を速く作れるようにしましょう。使わないとうまくならないので、身の回りの出来事をトピックにして、20秒で表現する練習はとても効果的です。
ネイティブの子ども同士の会話を聞いていても、短い会話のやり取りがほとんどで、20秒間あればいろいろなことを伝えられます。
英会話に慣れるためにはやはり日常的に英語を使う環境を与えるのが望ましいです。英会話教室やオンライン英会話を上手に利用して、週1~2回、英語を話す機会が持てるのが理想です。